ED治療の基本と改善薬の種類や効果について

ED治療について説明する医師 EDとは、英語でErectileDysfunctionの略で「勃起不全」という意味です。

米国泌尿器科学会では「満足のいく性行為に十分な勃起を達成できない、もしくは維持できないこと」と定義されています。
EDは程度によって、完全型ED、中等症ED、軽症EDがあります。
完全型EDと中等症EDを合わせると、日本では1130万人以上の患者がいます。

多くのED治療に関する情報があることから、治療で服用する「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」も一般的になっています。
ED治療で服用する「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の持続時間や効き方についても多くの書籍に掲載されています。
この3種類の治療薬にはジェネリックがあり、バイアグラジェネリックでは「カマグラ」、レビトラジェネリックでは「バリフ」、シアリスジェネリックでは「メガリス」とあり、先発医薬品より安価に購入することができます。
しかしこの3つのジェネリックは病院では処方されていないため、個人輸入代行を利用して購入するしかありません。
ED治療が恥ずかしいことのように言われていた時代は過去のことであり、現代ではED治療薬の持続時間や効き方の比較をするのは一般的です。

恋人や夫婦のコミュニケーションのためにもEDを治療することは大切です。
現在では薬を服用することで改善が見込まれますが、薬の種類によって使い分けることが有効になっています。
それぞれの薬を上手く服用するためには知識が必要になります。では、薬の違いや効果について比較してみましょう。

ED治療薬で一番効果的な薬

服用中の薬 EDには、症状によって2つに分類されています。
機能性に問題がある場合と器質性に問題がある場合です。
機能性では心因性や精神病性などの心理的原因、器質性では血管性、神経性、内分泌性、陰茎性などの身体的原因に分類されます。

片方だけではなく、機能性と器質性の両方が原因の人もいます。
機能性が原因の場合はパートナーとの話し合いやカウンセリングで改善する可能性があります。
器質性の場合は薬を服用することで改善する可能性があります。

服用する薬は「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類あり、それぞれに特徴があります。
人によってどの薬が良いかは違いがあります。ED治療薬の作用するメカニズムはどれも同じです。
服用するだけではなく、性的興奮も必要です。

ED治療薬を服用しても行為に及ばないことがある?

狭心症の男性 ED治療薬を服用しても行為に及ばないこともあります。
パートナーの体調や気持ちにも配慮する必要があるからです。
ED治療薬を無駄にしたと残念に思いがちですが、治療薬には血管の機能改善効果があります。

血管機能改善や血管障害物質を減らしてくれる薬ですので、行為に及ばなくても残念に思う必要はありません。
血管の機能の改善や修復が進めば、ED治療薬を服用しなくても血管拡張機能の改善が持続されるので無駄にはならないと考えることができます。
血管のアンチエイジングをしてくれるようなものです。

病院で診察を受けた際にまずEDであるかの判断を医師がします。
EDであると診察された場合に現在服用している薬や健康状態をチェックしてどの薬が良いのか判断します。
一番効果的だと判断した薬を処方してもらうことでED治療を進めていくことになります。
バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」はそれぞれに即効性や持続時間の違いがあります。
自分のライフスタイルに合わせた薬を処方してもらうためにも、医師との話し合いが不可欠です。

「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」のどれが一番効果的かは医師の判断によりますが、どのED治療薬も満足のいく高い結果が得られています。
能力や持続時間に対しての評価が高い分、服用するタイミングなどについてはプレッシャーになってしまうこともあります。
服用のタイミングはある程度予想はできても、自分だけの都合で行うことではないので上手くいかない場合があります。
これもライフスタイルによっての違いになります。それぞれの薬の特性を活かすことで解決が可能です。

例えば、300組の夫婦にアンケートを取った結果、1週間のうち何曜日に性交渉があるか分からない、時間も決まっていないという夫婦が9割以上という高い割合の結果になりました。
このアンケートからも、服用するタイミングや持続時間を考えることや自分のライフスタイルに合った薬を処方してもらうことが重要だと分かります。
同じ悩みを解消できた人の話を聞いて、その人が処方された薬と同じものを服用すれば良いと考えることは避けた方が無難です。

ED治療薬は過ごし方によって使い分ける

ライフスタイルに合わせた薬を処方されても、毎日同じことをしているのではないので持続時間や効き方に不安になることもあります。
医師と話し合って「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」を2種類や3種類処方してもらうことも病院によっては可能です。
むしろ、ED治療のそれぞれの持続時間や効き方の特性を活かした服用を、患者が過ごし方に合わせて選ぶことを重視する病院もあります。

持続時間や効き方が違う複数のED治療薬を詰め合わせてあることから「アソートパック」とも呼ばれています。
ただし、高血圧などの持病や狭心症などの心疾患がある人は服用できない薬もあるので、事前の問診でちゃんと医師に伝えておく必要があります。
持続時間や効き方を比較するだけでなく、副作用による立ちくらみやめまいなどの症状が出た場合は受診することが先決です。

バイアグラの服用について

比較的「バイアグラ」を服用するのに向いている過ごし方は、パートナーにED治療のことを理解してもらっていることが前提になります。
服用するタイミングになったときに、見慣れない青色のものを口にすると怪しい物を飲んでいるのではないかと思われてしまうからです。
女性はEDの服用については知らないことが多いので、変な物を飲んでいると思われないように、理解あるパートナーと過ごすときに飲むと良いです。
飲んだ後に不信がられるぐらいなら、最初から「バイアグラ」のことを説明できる比較的付き合いの長い女性と過ごすときに使うことが大切です。

シアリスの服用について

「シアリス」は比較的持続効果が長いことが特徴になっています。
この比較的持続時間や効き方が長いことを活かして、交際期間が比較的浅い相手と合うときや旅行のときに服用することが最適です。
交際期間が比較的浅いとED治療をしていることを話しにくいですし、女性の目の前で服用すると何を飲んでいるのかと不信がられてしまうからです。
旅行となると一日中一緒に居ることになるので、持続時間や効き方のタイミングを計ることも難しくなってしまいます。
シアリスの服用方法は飲むタイミングを計る必要が無いので、交際期間の比較的浅い女性と合うときや旅行に向いています
待ち合わせ前に飲んでおけば安心してデートや旅行を楽しむことができます。

レビトラの服用について

レビトラは「バイアグラ」や「シアリス」と比較して副作用が少なく、即効性の効き目を発揮します。
そのため、予期せぬチャンスが訪れたときに服用すると良いです。
夫婦間よりも、ふらっと訪れた場所でのチャンスが訪れたときにすかさず服用することに向いています。
副作用が少ないので、食事やアルコールの影響を受けることがありません
合コンやパーティでの思いがけないチャンスがあったときは、レビトラがおすすめです。

「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」のそれぞれの特性が違うことを理解していれば、どこでどんな相手と過ごす場合でも的確な判断ができます。
持病や他の服用している物との飲み合わせが悪いのでなければ、アソートパックを医師と相談の上で処方してもらうと安心です。
人によって状況は違いますが、快適なED治療のためにも、過ごし方によって服用する物を選べる状態にしておくことで精神的にも安定します。

3大治療薬の魅力ある効果

ED治療において3大治療薬とは「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」のことです。
それぞれに特徴があり、改善効果や効き方にも違いがあります。
比較してみれば特徴や改善効果、持続時間、効き方の違いがよく分かります。
2016年にはファイザー社の「バイアグラ」、バイエル薬品社の「レビトラ」、日本新薬社の「シアリス」が国内で承認されて病院で処方してもらうことができます。
3種類を比較してみればそれぞれの魅力ある改善効果、持続時間、効き方が理解できます。
自分に合ったED治療に最適な薬を見付けるためにも、効き方などを比較してみることは大切です。

バイアグラの特徴

「バイアグラ」は一般名を「シルデナフィルクエン酸塩」と言います。
性行為の1時間前に服用することが望ましいとされています。
効果が発現する時間は14分というデータがあります。成功した患者の割合は34.8%と比較的多いです。
薬物動態で比較すると、血中濃度が最大になる時間は約48分です。効果持続時間は約4時間です。
効き方から考えて服用するなら性行為の1時間から3時間前が目安になります。
あくまでもデータですので、全員がこの数値になるとは限りません。
また、食事による影響が最も大きい特徴があります。
高脂肪食だけでなく、普通の食事をした直後や食事中に服用すると改善効果が低下してしまいます。
アルコールは適量なら問題ありませんが飲みすぎると改善効果が低下します。
薬剤費は1錠が約1300円です。錠剤の色は青色です。

シアリスの特徴

シアリスは一般名を「タダラフィル」と言います。
シアリスも性行為の2時間前に服用することが理想とされています。
バイアグラやレビトラに比べて持続時間が長いことから、性行為の2時間前の服用になります。
バイアグラやシアリスに比べて緩やかに改善効果が発現することもあり、約16分で15.7%の患者が成功したというデータがあります。
血中濃度が最大になる時間は2時間で3種類の中では一番ゆっくりと改善効果が現れます。
持続時間は約36時間です。副作用が少なく、食事による影響を受けません。
アルコールは飲み過ぎないことに注意すれば大丈夫です。
薬剤費は1錠が約1500円です。錠剤の色は黄色で雫のような形が特徴です。

レビトラの特徴

「レビトラ」は一般名を「バルデナフィル塩酸塩水和物」と言います。
バイアグラ同様、性行為の1時間前に服用することが望ましいとされています。
バイアグラとの違いは、データでは10分前に服用しても約20%の人に改善効果があったことです。
比較的即効性のある効き方です。薬物動態で比較すると、血中濃度が最大になる時間は約40分から約50分です。
効果持続時間はバイアグラと同じで約4時間です。
服用するタイミングは性行為の1時間から3時間前が目安になります。
ただし、効果発現時間が10分だった人が約20%いるというデータから、バイアグラに比べて人によっては即効性があることになります。
食事による影響は高脂肪食で改善の効果が低下します。
アルコールは飲みすぎない程度なら問題はありませんが、飲みすぎると改善効果が低下してしまいます。
薬剤費は1錠が約1200円です。錠剤の色はオレンジ色です。

ED治療薬が効きづらくなることもある

ED治療に服用する「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」は誰にでも改善効果を発揮するわけではありません。
改善効果や持続時間、効き方を比較して自分に合った薬を見付けることができても、様々な原因で効きづらいこともあります。
改善効果が現れない場合や効き方が遅い場合は、自分に原因があるのではないかと疑ってみることも必要になります。

「バイアグラ」や「レビトラ」を服用している場合は、食事に原因がある可能性があります。
高脂肪食を食べた後や食事中に服用しても改善効果は低下してしまいます。
バイアグラは普通の食事の後でも改善効果が低下するので注意が必要です。
また、アルコールの飲み過ぎは「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の全ての改善効果を低下させるので、アルコールは控えた方が良いです。
効き方を考慮して、いつもよりも比較的少量に抑えておくと良いです。

精神的な問題でEDになってしまっている場合は薬が効かない?

精神的な問題のED「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」を服用しても改善されません。
あくまでも身体的原因にしか「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」は改善効果を発揮しないからです。
持続時間や効き方のせいではないかと思うこともありますが、精神的な問題の場合は服用でのED治療では改善は不可能です。

老化や神経障害が原因でED治療に使われる「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」が効きづらいこともあります。
老化による肉体や精神の衰えは防ぐことができません。
今までは改善効果があったのにと疑問に思う人も多いのです。
「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の効き方や持続時間が過去と比較して、徐々に変化をしているのなら老化が原因の場合が多いです。
また、事故やケガなどで脊髄を損傷したり、老化で神経伝達が遅くなると効き方や持続時間が変化して改善効果が低下します。
過去と比較して徐々に持続時間が短くなったり、効き方に効果が無くなってきた場合は老化や神経障害が原因の可能性があります。

糖尿病を患っている人もED治療薬である「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の効果を期待できません。
血管の働きが弱まっているからです。血管を拡張させることでED治療に効果が現れます。
糖尿病の人だけでなく、動脈硬化や肥満の影響を受けて血管の機能が低下していれば「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の持続時間や効き方が低下してしまう可能性があります。

3種類のED治療薬である「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」を服用しても、以前に比べて持続時間が短い、効き方が遅いと感じる場合は原因が必ずあるので、医師に相談することが重要です。
ED治療薬の量を変えることで比較的効果が現れることもあります。
更に、比較的効き方が緩やかな「シアリス」から即効性の高い「レビトラ」に変えることで改善されることもあります。
「バイアグラ」が比較的有名なED治療になりますが、持続時間や効き方が低下したときは「レビトラ」や「シアリス」に変えてもらうことで改善されることもあります。